先輩インタビュー

設計 H.K.
2014年入社 [新卒採用]
自己紹介をお願いします。

私は入社から10年ほど設計業務に従事しています。
具体的な業務内容は「軟弱地盤」と判断された地盤に対しての最適な地盤補強工法の提案や、構造計算に基づく詳細な工事仕様の決定です。
地盤調査により解析されたデータを基に業務を行っています。

会社の理念や、ビジョンについてどう考えていますか。

弊社経営理念にある「お役立ち精神」を大切にしています。
設計職は安全性・経済性・施工性についてバランスの取れた仕事が求められるためです。

  1. 安全性については、構造設計士や審査機関から求められる力学的、法的な絶対条件
  2. 経済性については、元請や工務店から要望される限られた予算内に収まるような安い工法
  3. 施工性については、作業員がスムーズに施工ができるよう求められる敷地や機械搬入を考慮した仕様

三者三様で要求が異なりますが全て疎かにできないため、設計職としてどこに重きを置くべきか迷うことがあります。
迷ったときは「お役立ち精神」を判断基準にしています。
誰にとってのベストが最適なのか考えた際、まずはお施主様に不都合があってはなりません。
安全性を最優先したうえで経済性や施工性を忘れることなく、設計に従事しています。

会社の魅力について教えてください。

自由度の高いのびのびとした職場環境だと感じています。
目標やビジョンは定まっていますが、縛られたやり方ではなく、社員自身が考えて「自分のできること」を実践するためです。
社長は常々「昨年より一歩でも良くなる(成長する)ように」と社員に言っています。
成長速度はそれぞれ違うので、じっくりと見守ってくれる職場環境は社員を自発的に成長させ、会社としての強さにも繋がっています。

将来の自分について目標やビジョンなどを教えてください。

常に最新の研究論文や地盤に対する知見を深め、日々努力し続ける人間でありたいと思っています。
近年、地震や大雨の頻発で、地盤に関するトラブル(液状化現象・地盤沈下・土砂災害など)が増加しているためです。
構造基準や法制度がきっちり整った現代でもトラブルは絶えません。
現行の基準をより良いものに発展させ、少しでも防災・減災に寄与することを目標にしています。